P&P-HVDとは
P&P-HVD / RL200は、高スループット用途向けに粘着部品をピック&プレースロボットへ自動供給します。部品はロールまたは梱包箱から直接供給され、台紙上に複数列を並べて配置することも可能です。
- ロールまたは梱包箱から直接供給
- マルチレーンでのダイカット部品供給
- カメラによるビジョン監視に対応
- 硬質で曲げにくい部品向けのRL200仕様も用意

ステータス表示マルチレーン
部品供給カメラ監視に
対応
供給プロセスはどのように監視されますか
重要なステータス情報は常にタッチディスプレイ上で確認でき、迅速な対応と安定した材料供給を支援します。機械的インターフェースにより、コンベア上の部品位置を計測するビジョンカメラを取り付けることができます。標準的な用途では、次のワーク(例えば次の車体)が搬入されるワーク交換のタイミングに合わせて次列の補充とカメラ計測が行われるため、サイクルタイムに影響しません。
- タッチディスプレイでの常時ステータス表示
- 定置型ビジョンカメラ用の機械的インターフェース
- ワーク交換サイクルに合わせた補充・計測でタクトに影響なし
- ロボットによる高精度ピックアップのための正確な位置データ

高い設備稼働率はどのように実現されますか
2つの供給側に同一材料をセットし、材料切れや異常発生時には自動的に切り替わります。充填状況・準備状態・稼働側・エラーコードは上位制御システムへ報告されます。これとは別に、可変長コンベアにより1種類の材料を複数のロボットへ連続供給することも可能です。ロボットセルの安全柵への組み込みのほか、独立した完成機械としての単独稼働も可能です。
- 自動切り替え機能を備えた2系統の冗長供給
- フィールドバス経由でのステータス・充填状況・エラーコード報告
- 可変長コンベアにより1台で複数ロボットへ供給
- ロボットセルの安全柵へ組み込み可能、または単独稼働も可能

欠落・不良部品にはどのように対応しますか
欠落した列は、欠落数が一定範囲内であれば自動的にスキップされます。余剰部品や、ロボットが意図的にピックしなかった不良部品は、コンベア終端で自動的に排出できます。
- 欠落部品への自動スキップ機能
- コンベア終端にオプションのブラシ(受動式/能動式)を設置可能
- 自動排出された部品を回収する廃棄ボックス
どのくらいの速さで供給できますか
0.2–0.4 s
部品あたりの標準サイクルタイム
高い処理能力が求められるピック&プレース工程に対応します。実際のサイクルタイムは部品形状やシステム構成によって異なります。
対応可能な材料は
モデルに応じて、粘着ダイカット部品をロールまたは梱包箱から直接供給・処理できます。実際の適用例には、自動車ボディの開口部シーリング、トラクションバッテリー部品への発泡パッド、粘着樹脂部品などがあり、従来のロールライナー・自動車用途を超えて広がっています。RL200仕様では、蛇腹折りの台紙に梱包された硬質で曲げにくい樹脂部品にも対応します。
- 部品径は最大90 mmまで調整可能
- 台紙幅は最大204 mmまで調整可能
- 材料ロール径は最大400 mm、コア径3インチまたは6インチに対応
- 自動車用途以外でも発泡パッドや粘着樹脂部品での実績あり

P&P-HVDはどのように統合・パラメータ設定されますか
関連するプロセスデータは、PROFINETまたはEtherNet/IP経由で上位制御システムと交換されます。設定はフィールドバス経由で読み込み、中央で保存した上で複数台へ展開することができます。
技術仕様
| 電源電圧 | 仕様A:100〜240 V AC、2.6 A、50/60 Hz仕様B:24 V DC、8 A |
| 外形寸法 | 804 × 1985 × 1750 mm(幅 × 高さ × 奥行) |
| 質量 | 125 kg / 120 kg |
| 最大ロール径 | 400 mm |
| 材料ロールのコア径 | 3インチ(76.2 mm)または6インチ(152.4 mm) |
| 最大台紙幅/部品径 | 最大204 mmまで調整可能 |
| 標準サイクルタイム(部品あたり) | 0.2 s / 0.4 s |
| 部品径 | 最大90 mmまで調整可能 |
| ユーザーインターフェース | 5インチLCD、PCAPタッチ、ガラス表面 |
| フィールドバスインターフェース | PROFINET / EtherNet-IP |
| 動作温度範囲 | 10–50 °C |
高スループット量産に対応
P&P-HVD / RL200は、ピック&プレースロボットへの高速・連続的な粘着部品供給が求められる、世界中のOEMおよびサプライヤーで採用されています。
